「溶接工に転職したい」「未経験だけど溶接の仕事ができるの?」という質問を、求職者の方からよく受けます。
私は鉄工所を経営する立場として、溶接工を採用する側でもあります。「未経験者」を採用した経験も多いので、採用側のリアルな視点も含めてお伝えします。
どうも!鉄工所の親方です!
今回は資格・スキルについて、現場目線でわかりやすくまとめてみたで!

未経験でも、溶接工として採用してもらえるの?
結論から言えば「可能」です。溶接は未経験から始めて十分に活躍できる職種です。ただし、いくつかのポイントを知っておくと就職が有利になります。
溶接工という仕事の概要
溶接工とは、金属と金属を熱・電気・摩擦などで溶かして接合する仕事をする職人・技術者のことです。鉄工所・板金業・造船業・自動車製造・建設業など、あらゆる製造業で需要があります。
仕事内容は「図面を見て材料を切断・加工→溶接・組み立て→検査・仕上げ」という流れが基本で、職場によっては機械操作・研磨・塗装なども担当します。
未経験から溶接工になるための3つのルート
①未経験者歓迎の企業に就職して現場で学ぶ
最もオーソドックスな方法です。「未経験歓迎」「溶接の仕事に興味がある方」といった求人を出している鉄工所・製造業に就職し、現場でOJT(実地訓練)を受けながら技術を習得します。
採用側としては「やる気・体力・基本的なコミュニケーション能力」を重視することが多く、溶接技術は後から教えるというスタンスの会社も多いです。
求人の探し方: ハローワーク・Indeedなどの求人サイト・工業系の転職エージェントなどを活用する
②職業訓練校で溶接を学ぶ
ハローワーク経由で申込できる「公共職業訓練(職業訓練校)」では、溶接に特化したコースが用意されている場合があります。
訓練期間は3〜6ヶ月程度で、基本的な溶接技術と安全知識を体系的に学べます。受講料は原則無料(テキスト代等は自己負担)で、雇用保険受給中の方は訓練中も給付を受けられます。
③溶接スクール・民間教室で学ぶ
民間の溶接スクール・カルチャーセンターなどでも溶接の基礎を学べます。短期集中で基礎を学びたい方・まずは体験したい方に向いています。費用は数万円〜十数万円程度が多いです。
溶接工に向いている人の特徴
私が採用してきた経験から、長く活躍できる溶接工に共通する特徴を挙げます。
- 手先が器用な人: 細かい作業・精密な動作が求められる溶接では、器用さが強みになる
- 集中力が続く人: 溶接は長時間同じ姿勢・動作を続ける場面が多い
- 体力・持久力がある人: 重い材料を扱い、暑い環境での作業が多い
- 向上心があり資格取得に積極的な人: 資格取得意欲が高い人は採用側から評価される
- ものづくりが好きな人: 「つくる喜び」を感じられる人は長続きしやすい

資格があると、取引先への信頼度も上がるしな。取っておいて損はないで!
採用されやすくなるための準備
アーク溶接特別教育を受講しておく
アーク溶接を行うための特別教育(1〜2日間・受講料1〜2万円程度)を事前に受けておくと、「やる気がある」という証明になります。入社後すぐに溶接業務に入れるため、採用側にとってもメリットがあります。
最近は、講習日程が合わない人向けにオンラインで受講できるサービスもあります。自分のペースで学べて修了証もスムーズに発行されるので、就職活動と並行して資格を取りたい方におすすめです。
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フォークリフト・玉掛けの資格を持っておく
溶接以外の業務でも役立つフォークリフト運転技能講習・玉掛け技能講習を取得しておくと、採用担当者への印象が良くなります。
体験溶接・DIY溶接を試しておく
面接で「溶接の経験は?」と聞かれたとき、「DIYで家庭用溶接機を使って練習しました」と言えると印象が変わります。熱意の証明になります。
溶接工の就職先・職場の種類
- 鉄工所・板金業: 中小規模が多く、幅広い仕事を経験できる。一人親方への道にもなりやすい
- 造船業: 大型構造物の溶接。給与が高め・寮完備が多い
- 自動車製造業: 量産品のスポット溶接・ロボット溶接が中心。安定した労働環境
- 建設業(鉄骨工事): 建設現場での溶接。体力が必要だが高収入
- プラント・石油化学: 特殊溶接・高難度案件。資格があると高収入
まとめ
溶接工は未経験からでも十分になれる職種です。
- 未経験歓迎の企業に就職してOJTで学ぶのが王道
- 職業訓練校を活用すると基礎を体系的に学べる
- アーク溶接特別教育などを事前取得すると採用に有利
- 向上心・集中力・ものづくりへの関心があると活躍できる
- 経験を積めば一人親方として独立する道もある
溶接は「手に職をつけたい」「ものづくりが好き」という方にとって、とても充実感のある仕事です。ぜひ一歩踏み出してみてください。
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焦らず一歩ずつ進んでいけば必ず取れるで。一緒に頑張ろう!


