「独立して本当によかった?」という質問をよく受けます。会社員から独立して鉄工所を経営して3年目になりました。今回は「独立してよかったこと」と「想像と違った大変なこと」を、本音でお伝えします。
独立を考えている方の参考になれば幸いです。
どうも!鉄工所の親方です!
今回は経営のリアルな話を、できるだけ正直にまとめてみたで!

独立って、やっぱり大変?正直に教えてほしい。
正直に話します。大変なことも多いですが、それ以上に「よかった」と感じていることの方が多いです。
独立してよかったこと
①自分の裁量で仕事ができる
仕事の進め方・段取り・受注するかどうかを自分で決められます。会社員時代は上司の指示通りに動くことが多かったですが、独立後は自分が経営者として判断できます。この「自己裁量」は独立の最大のメリットです。
②収入が努力に連動する
会社員時代は頑張っても給与はほぼ固定でしたが、独立後は努力・工夫が直接収入に反映されます。忙しい月はその分稼げますし、効率化できれば同じ時間でより多く稼げます。自分の頑張りが数字に出るのは達成感があります。
③お客さんと直接やり取りできる
取引先と直接交渉・やり取りができるため、「ありがとう、助かりました」という言葉を直接もらえます。この達成感・やりがいは会社員時代にはなかったものです。自分の仕事が相手に価値をもたらしているという実感が持てます。
④仕事に誇りが持てる
「自分の工場」「自分のブランド」で仕事をしているという誇りがあります。製品を作り、「鉄工所の親方」として地域に認められていく感覚は、独立前には得られないものでした。
⑤節税の幅が広がる
個人事業主になることで、工具・車・書籍・研修費などを経費にできます。会社員時代と比べると、税負担を合法的に抑えやすくなります。青色申告の65万円控除も活用できます。
独立して大変だったこと・想像と違ったこと

一人親方って、作業だけやなくて経営のこともせないかんから、最初はほんまに大変やった!
①仕事が安定するまで精神的に不安
開業して最初の半年〜1年は、「今月の仕事は大丈夫か」という不安が常にありました。取引先が少なく、仕事の波もあり、精神的にきつい時期がありました。事前に運転資金を多めに確保しておくことが重要です。
②書類・事務仕事が想像以上に多い
見積書・請求書・帳簿・確定申告・材料発注・保険の手続きなど、事務仕事が想像以上にあります。技術職のつもりで独立したのに、経営者としての事務仕事に追われる時期もありました。会計ソフトの活用で効率化できます。
③体調管理がすべて自己責任
会社員時代は病気になっても給料は出ていましたが、独立後は働けない=収入ゼロです。体調を崩したときのダメージは会社員の比ではありません。健康管理・睡眠・食事への意識が変わりました。
④孤独感がある
一人親方は基本的に一人で仕事をします。悩みを相談する仲間がいない孤独感を感じることもあります。同業者のネットワーク・商工会・経営者コミュニティに参加することで解消できます。
⑤設備投資・維持費のプレッシャー
機械が壊れたら修理費は全額自己負担です。設備投資・維持費のプレッシャーは常にあります。緊急修理に対応できる資金を常に確保しておく必要があります。
独立を検討している方へのメッセージ
独立は「大変」ですが、それ以上に「面白い」です。自分の判断で会社を動かし、売上が上がっていく達成感は、会社員では得られないものです。
準備をしっかりして独立するのが理想ですが、「完璧に準備できたら独立」を待っていると、永遠に独立できません。ある程度の準備が整ったら、思い切って踏み出すことも必要です。
「技術はある、やる気もある」という方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。私も最初の一歩が一番怖かったです。でも踏み出してよかったと、今は心から思っています。
まとめ
- よかったこと:自己裁量・収入の連動・顧客との直接関係・誇り・節税
- 大変だったこと:収入不安・事務仕事・体調管理・孤独・設備費プレッシャー
- 総合的には「独立してよかった」と感じている
- 準備と覚悟があれば、独立は十分挑戦する価値がある
独立を迷っている方の背中を少しでも押せたなら嬉しいです。一緒に頑張りましょう。

一人でやってると大変なことも多いけど、それ以上に面白いことも多いで。一緒に頑張ろう!


