「仕事が安定しない」「もっと売上を増やしたい」という悩みは、一人親方・小規模鉄工所の経営者に共通する課題です。
私自身、開業1〜2年目は仕事が波立ちして不安な思いをしました。
でも今は安定した受注があり、仕事を選べる立場になっています。
その過程で実践してきた「仕事を増やすための方法」を今回はまとめてお伝えします。
どうも!鉄工所の親方です!

今回は経営のリアルな話を、できるだけ正直にまとめてみたで!

営業なんてやったことないし、どうやって仕事を増やせばいいんだろう…。
大丈夫です。
鉄工所の仕事を増やす方法は「飛び込み営業」だけではありません。
技術者らしいやり方があります。
方法①:既存取引先への深耕営業
最も効果的なのは「今つきあいのある取引先からもっと仕事をもらう」ことです。
新規開拓より既存先の深耕の方がずっとコストパフォーマンスが高いです。
具体的には「今まで頼んでいた仕事以外に、こういった加工もできます」と声がけをすることです。
「こんなことも頼めるの?」と気づいてもらうだけで仕事が増えることがあります。
私も「溶接だけじゃなく、切断・研磨・塗装まで対応できます」と伝えたことで、まとめて依頼してもらえるようになりました。
方法②:知人・同業者のネットワークを活用する
職人の世界では「人の紹介」が最も強い営業手段です。
地元の鉄工所・板金業者・建設業者との横のつながりを大切にすることで、仕事が回ってくることがあります。
「対応できない仕事を紹介し合う」「繁忙期に手伝い合う」という関係性を複数の同業者と作っておくと、仕事が安定します。
方法③:ホームページ・SNSを活用したウェブ集客

今の時代、ホームページを持っていない鉄工所は機会損失しています。
「鉄工所 ○○市」「溶接 ○○市 依頼」などで検索してきた新規客を取り込める可能性があります。
特に「どんな仕事ができるか」「どんな実績があるか」を写真・動画で見せることが重要です。
技術力を目で見せることで、問い合わせが増えます。
InstagramやYouTubeで作業動画を発信している鉄工所も増えており、動画で仕事の問い合わせが来る事例も出てきています。
方法④:クラウドソーシング・マッチングサービスを活用する
「ものづくり系クラウドソーシング」「製造業マッチングサービス」を活用することで、全国からの発注を受けられる可能性があります。
- meviy(メビー): ミスミグループのオンライン加工サービス
- Jobtry(ジョブトライ): 製造業のマッチングプラットフォーム
- Workship・Lancers等: 設計・加工の発注が掲載されることも
最初は案件が少なくても、実績・レビューが積み重なると問い合わせが増えます。

一人親方って、作業だけやなくて経営のこともせないかんから、最初はほんまに大変やった!
方法⑤:建設業者・設備業者との直接取引を目指す

下請けで仕事を受けているだけでなく、建設業者・設備業者・工場直接への営業で「元請け」として仕事を受けることができれば、単価・利益率が大幅に改善します。
最初のアプローチは難しいですが、既存取引先から紹介をもらったり、地域の商工会・工業組合を通じた仕事紹介も一つの手です。
方法⑥:得意分野を絞って専門性をアピールする
「何でもやります」より「○○に特化しています」の方が、取引先に選ばれやすくなることがあります。
例えば「ステンレス加工・TIG溶接が得意」「建築金物・手すり・フェンスが専門」「小ロット・試作品対応」など、自分の得意分野を明確にしてアピールすると、そのニーズを持つ取引先から選ばれやすくなります。
方法⑦:資格・設備を増やして受注の幅を広げる
新しい資格を取得したり、新しい加工機械を導入することで、今まで断っていた仕事を受けられるようになります。
- JIS溶接資格の種別を増やす → 対応できる材質・姿勢が増える
- レーザー加工機を導入 → 精密切断の仕事が受けられる
- プレスブレーキを導入 → 折り曲げ加工の内製化と受注拡大
仕事を増やすためにやってはいけないこと

仕事を増やす焦りから失敗しやすいことも挙げておきます。
- 安値で受けすぎる: 単価を下げすぎると利益が出なくなり、経営が苦しくなる
- キャパオーバーの仕事を受ける: 納期遅延・品質低下で信用を失う
- 特定の取引先への依存: 1社からの発注に頼りすぎると、打ち切られたときのリスクが大きい
まとめ
鉄工所の仕事を増やすには、コツコツした積み重ねが一番重要です。
- 既存取引先の深耕が最もコスパが良い
- 同業者・業界ネットワークを大切にする
- ホームページ・SNSでウェブ集客に取り組む
- 得意分野を絞って専門性で差別化する
- 資格・設備を増やして受注の幅を広げる
今日からできることから少しずつ始めていきましょう。継続することが、安定した仕事につながります。
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